カテゴリー別アーカイブ: 観光スポット

絵下山キャンプ場と憩の森

みなさん!ニュースです!

なんと、矢野にがありました!

深山の森全景

いや~知らなかったんですが、絵下山の麓のキャンプ場には滝があったんです!

その名も

「深山の滝」

 

墓地の目の前が入り口なので、夜は怖いですが日中は涼みに来てもいいかもしれません。

でも、虫には気をつけてください。蜂が割とブンブン飛んでいましたので…

 

今回は…

特に内容も薄く、ただ「滝があった!」という感動だけなので申し訳ないと思い…

ストリートビューを埋め込んでみました!!

また、許可を取ればキャンプ場の炊事場も利用できると思いますので、キャンプしてみようかなと言う方は下見に行ってみて下さい。

キャンプ場広場

近くには憩の森もあり、ノンビリ歩いてみたり虫を捕ったりできるかも!

憩の森広場憩の森休憩所

ぜひ、行ってみて下さい♪

絵下山キャンプ場

広島県広島市安芸区矢野町752−72  絵下山キャンプ場

愛宕神社

ここはギリギリ矢野に入る愛宕神社です。

ここでお断り…

なんて読む神社なのかわかりませんでした(笑)

「アイトウジンジャ」?

本殿

この神社に行くには熊野側からグルッと裏を回って行く必要があります。

そして、駐車場かどうか怪しいスペースに車を停め、参道がどこかわかりにくい道を通るといきなり現れます。

駐車場からの入り道

一番の魅力は何と言っても絶景!

風景

恐らく、広島市内から行ける一番近い絶景スポットではないでしょうか。

その絶景は近くにある絵下山に匹敵します。

頂上には社?本殿?があり、見事な朱色に染められています。

そして、また例によって階段がキッツイ…

階段下

すでに慣れっこですが、ここ愛宕神社は手摺りがありますし、どうやら矢野側から登る為のロープが備えてありました。

かなり急ですが…

 

今回は昼間でしたが、夜景もまた素晴らしいことでしょう!

 

是非、市内で絶景は見飽きたという方は愛宕神社へ参ってみて下さい。

 

そして、例によってGoogleストリートビューに投稿しています(^_^)

ちょっと画像の継ぎ目がズレていて申し訳ありません。

急な階段を登って息切れしながらクルクル360度撮影しているのでご容赦下さい(^^;)

愛宕神社

広島県広島市安芸区矢野町 愛宕神社

中須賀神社

 

畑賀で一番大きな神社「中須賀神社」です。

 

広島県広島水道事務所のすぐ隣にある神社です。

 

まずは正面から…

正面

神社には階段は付き物ですが、中須賀神社の階段もまた素晴らしいほどの傾斜でした。

正面から階段

一応数えましたが、神社にたどり着くまでに197段あったと思います。

一番最初の階段がキツイ事キツイ事…

これ、部活のトレーニングで走りこみとかしたら筋肉付きそうですね~(^_^;)

途中に鳥居を2つくぐります。

途中の鳥居

最初の階段を登れば緩やかな登り道なので、木陰で涼みながら歩くことができます。

さて、いよいよ本殿へ。

本堂前最後の階段

正面は少し狭いスペースになっていましたが、本殿内の奉納された絵は様々な物があり見応えがありました。

本堂

堂内正面歴史1

左側の奉納絵右側の奉納絵

境内には御神木と思われる立派な杉があり、その後ろには神楽などが踊れる舞台がありました。

杉

全体的な印象ですが、残念な事にあちこちが痛んでおり修復された箇所が多く見られました。

説明

それだけ歴史があるということでしょうが、せっかく立派な神社なので地域の為にこれからもあり続けて欲しいですね(^_^)

 

ちなみに、最初の急な階段の話ですが、足の悪い方は裏側へ回ると駐車場があり緩やかな道で境内に入ることが出来ます!

駐車場側からの鳥居敷地内

非常に良い雰囲気の所だったので、是非行ってみて下さい!

例によって、Googleストリートビューに投稿しています(^_^)

直接Google Mapに入ると見ることが出来ると思いますので、そちらも是非ご覧下さい♪

 

中須賀神社

広島県広島市安芸区畑賀町 中須賀神社

サトウ洋品店

安芸町の紳士・婦人の洋品店と言えばココ!

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サトウ洋品店さんのご紹介です(^_^)

なんと、こちらのお店では親子3代で運営されているんです!

ちょうど大きな交差点の角にあるので、広島バス(赤バス)の29番に乗って温品の町を通りかかれば目にすることができます。

主に紳士・婦人服、小・中学校基準服、体操服、各種ユニホームを販売されていますが…

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実は!

もう1つ素敵なものを販売されています!

<ビーズアクセサリー>

です!

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サトウ洋品店さんの娘さんが自ら作成して店頭にて販売されています(^_^)

男の私が言うのも変ですがキラッキラしています!!

ビーズというと、男性には子供の頃のオモチャの感覚が強いのですが…

とんでもない!

現物を見て考えが改まりましたw

ビーズ1つ1つが光に反射して、眩いばかりのしっかりしたアクセサリーでした!

ピアス・ネックレス・かんざし・帯留め・ストラップなど…

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種類も豊富で新作を作られてはショーケースに並べてらっしゃるのですが、まるで宝石箱状態です♪

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購入後、ウッカリ破損してしまったりしても作者本人さんがいらっしゃるので安心して修理の相談をすることができますね(^o^)/

また

ハンドメイドマーケットサイト「minne(ミンネ)」でも出品されています。

サトウ洋品店 minneページ>>

 

ネットで見るのもいいですが、ぜひ実物をご覧いただければと思います!

ハンドメイドで丁寧に作ってらっしゃいますので、必ず自分に合った一品に出会えると思いますよ♪

東区温品付近にいらっしゃった際にはお立ち寄り下さいませ!

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サトウ洋品店
〒732-0033
広島県広島市東区温品5-2-12
082-289-0532

広島県広島市東区温品5丁目2-12

馬木八幡神社の社叢

馬木八幡神社に行ってきました!

馬木八幡神社の社叢昭和51年1月31日に県より天然記念物に指定されたそうです。

説明書き

皆さん、社叢(しゃそう)ってご存知ですか?

本来は「鎮守の森」と言うそうですが、社叢と称されて呼ばれることもあるそうです。要は神社などの神聖な場所を囲むように設定・維持された森林のことですね。

く、詳しくはWikipediaをご覧下さい…鎮守の森とは>>

その社叢を形成している樹林がかなり珍しいものらしく、それが天然記念物にしていされているみたいです。

広島県HP>>

鳥居正面

裏側に駐車場があったのですが、あえて正面から階段を登って撮影しましたが…

キツイ!!!

久しぶりに急階段を登りました。

鳥居前

しかし、ちょうど天気も良く風も抜けていたので気持ち良かったですよ(^_^)

数え忘れましたが階段は101段あるそうです。

階段頂上

階段を登りきると狛犬や灯篭が出迎えてくれます。

狛犬左前狛犬右前

狛犬左奥狛犬右奥

神社の周りには立派な樹木がありますし、周辺も静かなので良い場所でした♪

神社ななめ

ご興味がありましたら是非参ってみて下さい。

メイン道路から見えづらいですが、スーパーの横道をほぼ一本道で行く事ができます。

どうしても行けないと言う人の為に360度撮影をしてグーグルストリートビューに投稿しておきますので是非ご覧下さい!(^^)!

 

馬木八幡神社

広島県広島市東区馬木5丁目 馬木八幡神社

福田の木ノ宗山

木ノ宗山(きのむねやま)広島市東区と安佐北区の境目にある標高413.1mの山です。

皆さん、この木ノ宗山ってご存知ですか?

実は1891年(明治24年)に福木村長 光町尽三郎氏によって銅鐸・銅剣・銅戈が発見された知る人ぞ知る御山でございます。

登山道入口の近くには憩いの森があり、「わくくり岩」という民話に出てくる岩を見ることもできます。

木ノ宗山 憩いの森入り口わくくり岩の話

【わくくり岩】とは?

ザックリお伝えすると、

おばあさんが大晦日の夜に月明かりを頼りに岩の上で糸を紡いだ後、亡くなっていた

という民話です。

わくくり岩の看板わくくり岩への道

わくくり岩

話の最後には、おばあさんが亡くなった後も、大晦日の夜には糸を紡ぐ音が

「カラカラ…」

と聞こえるというような怪談めいた内容になっていますが、

ホラースポットではありません!

むしろ、当時は村の娘が

「糸紡ぎが上手になるように」

と、願いを込めて岩の上で紡ぐ練習をしたというほど、ありがたいお話です。

さて、本題の「木ノ宗山」ですが、

山自体はそれほど高くありませんが、緩急のある程よく本格的な登山ができる道があります。

実際に登ってみました(^_^)

木ノ宗山入り口木ノ宗山入り口2

まずは入り口です。

それと入り口から見上げた階段ですが…いきなり結構な傾斜です。

ここで1つ言える事は…

スーツに革靴での登山は絶対やめて下さい!

私も過去に有珠山や屋久島を歩いた経験はありますが、ほぼ素人です。

幸い天候が良かったですが、雨の後や真冬は危険です!しかも岩場もあり怪我する可能性大です!

スーツに革靴スタイルだったので途中で心が折れかけました…

階段を登りきると緩やかな傾斜になり、パンパンの足を休めることができます!

木ノ宗山登山道1木ノ宗山登山道2

緩やかな道を進むと広場があり一息つく事ができます。

ここでも注意点!真冬以外はヒートテックは最悪(登山日4/3)です!あと飲み物は必須です!木ノ宗山登山道3

広場からの景色も良かったですが、木があってパノラマという訳にはいきませんでした…

木ノ宗山登山道5

ここからが本番です!

岩や砂利が多く足元がデコボコしていますので、必ず足首を固定できる靴の方が良いと思います。

木ノ宗山登山道6

この時点で革靴に後悔していた為、引き返そうとも思いましたが頑張りました!

道中に岩場などあったのですが、すでに撮影する気力が無くなっていましたが…

登り始めて約20分後…

木ノ宗山登山道7

視界が開けてきて…

木ノ宗山頂上1

山頂または出土地への道の分岐点へ到着?しました!

木ノ宗山頂上2

何か折れた木が屋根みたいになっていましたが、誰か雨除けでもしたんでしょうか?

木ノ宗山頂上3

天候も良くて景色は最高でした♪

しかし、ここから山頂への道を進むには足が限界を迎えそうだったのでまたの機会に!

やはり山は油断してはいけませんね…

 

割としっかりした登山道でしたので、これからの季節は植物を観察しながらゆっくり登ってみるのも良いかもしれませんね(^^♪

また、夕日を見るために通う人もいるそうですから

気軽に

でも装備はしっかり整えて

登られてみてはいかがでしょうか?

 

木ノ宗山

広島県広島市安佐北区上深川町 木ノ宗山

日の出湯(銭湯)

矢野大浜バス停から矢野小学校へ向かって行く小道を進んでいくと、住宅街の中にポツンとその建物はあります。

周囲の雰囲気とはどこか時間の止まったような佇まいをしている建物は、なぜか懐かしいと思わせます。

日の出湯 玄関

屋根の上には今では滅多に見られないレンガ造りの煙突が空高く突き出していて、入り口の見た目は昔の映画等でしか見たことのない造りをしています。

そこは「日の出湯」という公衆浴場。煙突に名前が書いてあったが、今は半分消えてしまっています。

入ってまず目に入るのが、長年使われてきた味のある脱衣所のロッカー。男湯からは入り口右手に番台がある。

店内店内2

ここで銭湯を営んでいる、おばあちゃん。聞くと建物は昭和初期頃のものだろうと言われていましたが、おばあちゃんが3年程前に亡くなったご主人と結婚し戦後に、購入したものだとのこと。かれこれ50年やってきている。

脱衣場にある設備はどれも昭和を感じさせるものばかりで、今では見ることはできないような造りをしています。

お婆ちゃん

おばあちゃんに「もうこの感じの雰囲気が出せる銭湯は多くないんじゃないんですか?」と聞くと、「そうじゃねぇ、ありゃせんじゃろう。私が知ってる県内の銭湯は9箇所しかない。」とのこと。さらに「しかし、その中でも薪で焚いた湯屋は無いんじゃないかのぉ。みんなボイラーじゃろうて。ここは私が全部やりよりますけん。」なんと、ここの銭湯の湯は薪をくべて沸かしていました。

裏手に回って特別に燃料室を見せてもらった。

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沢山の薪の奥に炉があり、許しを得て鉄の扉を開けてみた。すると、こぢんまりした大きさからは想像できなかった扉の重さをしていました。また、燃料の薪も個体差はあるものの、中には4~5キロにもなる角材もあった。おばあちゃんはそれを毎日一人で炉に投げ入れているそうです。「大変ですよね?」と聞くと、「そりゃあねぇ、だから今日もこれから整体に行ってきますよ(笑)でもこの炉が壊れるまではやるかねぇ。」と、笑いながらおっしゃってました。今年で80歳を迎えられたという。

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この貴重な銭湯も入ることができるのは、いつまででしょうか。

いつまでも残してほしいですね。

日の出湯(女湯パーマ器)

話を終えて別れを告げると、さっそうと自転車に乗って整体へ向かわれました。

 

店舗情報

日の出湯(銭湯)

住所 広島市安芸区矢野西5-19-28

定休日 第2,4日曜

営業時間 16:30~21:00

料金 大人:400円 子供:150円 幼児:70円

広島市森林公園

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写真は山城展望台からの風景です。福田地区を一望できます。
写真撮影時は曇が多く、日が蔭ることがあったため視界が悪かったですが、天気の良い日には宮島の方まで見えます。時期が冬で山に色合いが無く、寂しい感じも見られますが空気が澄んでいて風が抜けるので気持ちが良かったです。でも、桜が咲き始めた頃は景色がキレイだろうなぁと思います。

せっかく来たのでモノレールで展望台まで行きたかったのですが、運転手担当の人が独断で天候などを判断し運行するか決めるそうで、撮影当日は休むと決定されていました。管理センター前の駐車場から遊歩道を登って展望台までいきます。時間は10分程ですが、少し急な坂になるので短時間で良い運動をされるにはもってこいです。

こんちゅう館にも行きたかったのですが、閉園時間が迫っていたので今回は断念。中四国では唯一のこんちゅう館で、常時50種類、2000頭以上いるそうですよ。ちょっとした小話で、筆者の私が数年前にデートで来たときには、こんちゅう館で「虫を食べてみよう」というイベントをしていました。イナゴや蜂の子などがあり、筆者は蜂の子揚げとイナゴの佃煮を食べる羽目になりました。その時の職員さんの「お兄さん!男を魅せよう!」と断るに断れないフレーズが余計でしたね。

春から秋にかけての行楽も、様々な施設があるので大人から子供まで楽しむ事ができますが、冬は冬で良いところがあります。
この福田地区は雪が積もるときは積もるで有名なのですが、森林公園の敷地内ではソリに乗って滑れる場所があります。スキー場ほど本格的ではありませんが、市街地からすぐのこの場所で雪の上を滑れるのは、ここだけではないでしょうか??しかも暖かい食べ物も管理センターで買って食べることができます。
使い方によってはオールシーズン楽しめる場所です。

アクセス情報

〒732-0036
広島県広島市東区福田町字藤ヶ丸173番地
【電話】082-899-8241
【定休日】毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日が休園日です)
【開園時間】9:00~16:30、入園は16:00まで(昆虫館も同様)
【モノレール乗車】9:30~16:00(最終便は15:40頃、天候により運転手さんの判断で休みになるそうです)
【駐車料金】中・大型車1380円、軽・普通車450円、二輪車無料(障害手帳をお持ちの方は、森林公園管理センターまでお問い合わせ下さい。)
【昆虫館入館料】大人:510円、大人(65歳以上):170円、小人:170円、中学生以下:無料
【モノレール乗車料金】大人:200円、大人(65歳以上):100円、小人:100円、幼児無料

その他、設備や用具に関しての使用料は管理センターまでお問い合わせ下さい。

絵下山展望台(安芸区矢野町)

hioroshimahigashi_060a絵下山は矢野を代表する三山の一つです。
矢野ニュータウンの裏にあり、下から見た分には「これだ!」と主張するものが無く、どれがどれだかわかりません。しかし、それは日中の話・・・冬の夜になると何やら山の頂上がチカチカと色を変えながら点滅しています。そう、それが絵下山です。

絵下山では冬の間(およそ12月~2月14日まで)、17時30分から24時までの間、頂上広場にてイルミネーションの点灯で飾り付けています。先ほど述べた山頂がチカチカしていたのは、イルミネーションをやってるよ!というアピールをするために、下の街に向けて点灯させていた巨大なLED照明だったのです。特に冬場は空気も澄んでいて遠くまで良く見えるので、筆者が行ったときには年明けだったにも関わらず家族連れ、カップルが次から次へと登ってきて、LEDで作った植物に似せたオブジェや、ハートの形をしたLEDのあるベンチ、夜景などを撮影していました。調べてみると年々グレードアップしているとかいないとかで、リピーターも多いみたいです。

あと、大きな岩があるのですが、若い人がその上で色々な面白ポーズで写真も撮っていましたね。
まだ、見られたことがない方は期間限定のイルミネーションを是非ご覧下さい。

一つ注意が・・・現場まで車で行けるので良いのですが、冬場の少し標高が高いところなのでスタッドレスは装備された方がいいです。積雪や凍結が山陰などにあります。

また、絵下山には頂上広場の少し下に、もう一つ展望所があるます。個人的には風景を遮る木が少なく開けて見えるので好きですね。

どちらも大パノラマで瀬戸内海の島々を一望できますし、夏場などは海風が抜けてとても気持ちいいので、写真撮影にもデートの雰囲気作りにもボーッとするのにも利用できるステキな場所です。

筆者の私は、ぜひこの夏、子供を連れて天体観測に行ってみたいと思います。

アクセス情報

住所 広島市安芸区矢野町913-2 絵下山頂上広場
駐車場あり
問い合わせ 広島市安芸区役所 市民部

尾崎神社(安芸区矢野西)

極楽橋から矢野小学校へ向かっている中の右手、小高い山の上に横長の敷地にある神社です。
この近辺では一番大きな神社で「矢野の神社」と言えばここに当たるのではないでしょうか?

長い階段を登っていくと矢野5丁目近辺を一望できる見晴らしの良い場所です。
境内まで真っ直ぐに石畳に手入れをされた境内は立派で、節目の行事等に矢野の皆さんは利用されるのではないかと思います。
別記で記した「日の出湯」や、「古い町並み」などの建物も上から見ることができ、ホッと一息つくことができます。
尾崎神社には3種類の狛犬がいて、玉乗り狛犬、鎮座した狛犬、たてがみや尻尾が派手な戦闘態勢の狛犬が出迎えてくれます。一つの神社でこんなにたくさん見られるなんて、なんて贅沢でしょうか。

尾崎神社からの眺め

この尾崎神社では10月の秋祭りが開催されます。この祭りは「頂戴」と言い、矢野で一番のお祭りとなり、御神輿や境内の神事、参道には露天などには普段では想像ができないほどの参拝客が集まり賑わいます。頂戴(ちょうだい)と書いて「ちょうさい」と読みます。読み易くするため「頂載」と書くこともあります。矢野の秋祭りの主役の一つとなる山車です。

起源は文化年間(19世紀初頭)にさかのぼり、最初は「町組・花上組・東組・浜組・中組・上組」の6基の頂戴があり、ぶつけあって喧嘩したと記録されています。昭和初期には3基が残っていたらしいのですがが、戦後は1基が頑張っていました。その1基も平成9年を最後に休止し、その後、保存会も解散された過去があります。

最後の1基「上(あげ)組」の頂戴は、本体が現存していたことから、有志が保存会を再結成、浄財を集めて本体を修理、平成23年、14年ぶりに復活したそうです。
頂戴の先頭は子どもたちがロープで引いていて、「はわせや、はわせや!」と掛け声を言うのですが、昔、山車に車輪が無く引きずって這わせていたことから「這わせや、這わせや!」という掛け声になったそうです。

また、「アゴ」と言う存在が「頂戴」祭りにいます。黒、赤、青の鬼がいて、矢野ではこの鬼のことを「アゴ」と呼ぶそうで、小さい子供を泣かせ、からかってきた子供には追いかけ回すという、子供時代のトラウマになりそうなお祭りです。ですから、子供たちの間では「鬼祭り」と言う別名で、楽しいような怖いような行事となっているようです。

しかし、行事のない時期や、平日なんかはとても穏やかで閑静なことから、時々、学生のカップルの憩いの場所になって青春の1ページを飾っていると聞きました。
一時期は祭りができない時もありましたが、こうした町のお祭りは思い出だけの存在にならないよう、ずっと残していって欲しいですね。

アクセス情報

〒736-0085
場所 広島県広島市安芸区矢野西5-5-39

広島県広島市安芸区矢野西5-5-39