木ノ宗山(きのむねやま)は広島市東区と安佐北区の境目にある標高413.1mの山です。
皆さん、この木ノ宗山ってご存知ですか?
実は1891年(明治24年)に福木村長 光町尽三郎氏によって銅鐸・銅剣・銅戈が発見された知る人ぞ知る御山でございます。
登山道入口の近くには憩いの森があり、「わくくり岩」という民話に出てくる岩を見ることもできます。
【わくくり岩】とは?
ザックリお伝えすると、
おばあさんが大晦日の夜に月明かりを頼りに岩の上で糸を紡いだ後、亡くなっていた
という民話です。
話の最後には、おばあさんが亡くなった後も、大晦日の夜には糸を紡ぐ音が
「カラカラ…」
と聞こえるというような怪談めいた内容になっていますが、
ホラースポットではありません!
むしろ、当時は村の娘が
「糸紡ぎが上手になるように」
と、願いを込めて岩の上で紡ぐ練習をしたというほど、ありがたいお話です。
さて、本題の「木ノ宗山」ですが、
山自体はそれほど高くありませんが、緩急のある程よく本格的な登山ができる道があります。
実際に登ってみました(^_^)
まずは入り口です。
それと入り口から見上げた階段ですが…いきなり結構な傾斜です。
ここで1つ言える事は…
スーツに革靴での登山は絶対やめて下さい!
私も過去に有珠山や屋久島を歩いた経験はありますが、ほぼ素人です。
幸い天候が良かったですが、雨の後や真冬は危険です!しかも岩場もあり怪我する可能性大です!
スーツに革靴スタイルだったので途中で心が折れかけました…
階段を登りきると緩やかな傾斜になり、パンパンの足を休めることができます!
緩やかな道を進むと広場があり一息つく事ができます。
ここでも注意点!真冬以外はヒートテックは最悪(登山日4/3)です!あと飲み物は必須です!
広場からの景色も良かったですが、木があってパノラマという訳にはいきませんでした…
ここからが本番です!
岩や砂利が多く足元がデコボコしていますので、必ず足首を固定できる靴の方が良いと思います。
この時点で革靴に後悔していた為、引き返そうとも思いましたが頑張りました!
道中に岩場などあったのですが、すでに撮影する気力が無くなっていましたが…
登り始めて約20分後…
視界が開けてきて…
山頂または出土地への道の分岐点へ到着?しました!
何か折れた木が屋根みたいになっていましたが、誰か雨除けでもしたんでしょうか?
天候も良くて景色は最高でした♪
しかし、ここから山頂への道を進むには足が限界を迎えそうだったのでまたの機会に!
やはり山は油断してはいけませんね…
割としっかりした登山道でしたので、これからの季節は植物を観察しながらゆっくり登ってみるのも良いかもしれませんね(^^♪
また、夕日を見るために通う人もいるそうですから
気軽に
でも装備はしっかり整えて
登られてみてはいかがでしょうか?
木ノ宗山